
手紙やメッセージを、ほかの人に見られても中身が分からないように、わざとバラバラの記号や文字に変えるしくみを暗号といいます。むかしの戦いや、いまのインターネットまで、大切なひみつを守るために、ずっと使われてきました。

暗号は、もとの文章を、決まったルールにそって別の文字や記号に置きかえます。そうすると、知らない人が見てもただの記号の列にしか見えません。でも、そのルールを知っている相手だけは、もとの文章に読みもどせるのです。


たとえば「文字をひとつ後ろにずらす」という約束を作ります。すると、もとの言葉がバラバラに見える記号の列に変わります。受け取った人は、同じ約束を知っていれば、逆にずらしてもとにもどせます。この「どうやって変えるか」の約束のことを鍵とよびます。鍵を知らない人には、なかなか読み解けません。