
川や海のそばのがけを見ると、色のちがう「しま」がいくつも重なっているのが見えることがあります。これを「地層」といいます。地層は、砂やどろ、小石などが長い年月をかけて積み重なってできたものです。一つ一つの「しま」は、その場所でむかし何が起きていたかを知る手がかりになります。


地層は次のようにしてできます。まず、雨や風で山がけずられ、こまかくなった砂やどろが川に流されて海や湖の底にたまります。このとき、重い粒は先に下へしずみ、軽いどろは上にゆっくりつもるので、しぜんに層のならびができます。これが何万年、何十万年とくり返されて、たくさんの層が重なります。その後、地面がもち上がったりけずられたりして、がけとして地上に見えるようになるのです。

地層を読むときの大事なきまりがあります。地面がひっくり返るようなことがなければ、「下の層ほど古く、上の層ほど新しい」のです。これを手がかりに、下から上へと順に見ていけば、むかしから今への時間の流れがわかります。色やつぶの大きさがかわる場所は、そのころ川や海のようすが変わったしるしです。