
「独占」とは、ある 商品やサービスを、たった 一つの 会社だけが 売っている 状態のことです。ほかにライバルがいないと、その 会社は 値段を 自由に 決められてしまいます。きょうは、独占がなぜ 問題になるのかを 考えてみましょう。

たとえば 町にパン 屋さんが 一けんしかなかったら、どうなるでしょう。ほかに 買うお 店がないので、そのお 店が 値段を 高くしても、お 客さんは 買うしかありません。競争する 相手がいないと、お 店はがんばって 安くしたり、おいしくしたりする 理由がなくなってしまうのです。


お 店がたくさんあると、たがいに「もっと 安く」「もっとよいものを」とがんばります。これを「競争」といいます。競争があると 値段は 下がり、品質はよくなります。ところが 独占では 競争する 相手がいないので、会社は 努力をしなくても 売れてしまい、値段が 上がりやすくなるのです。