「平和」と聞くと、「戦争がない状態」を思いうかべる人が多いでしょう。でも平和は、それだけではありません。みんなが安心してくらせて、食べ物や教育があり、自分の考えを言える。そんな、人が安心して生きられる状態ぜんたいを平和とよびます。
たたかいがなくても、ごはんが足りない、学校に通えない、びょう気になっても病院に行けない、こわくて意見が言えない。そんな状態では、安心してくらせません。だから平和には、たたかいがないことに加えて、人が人らしくくらせる条件がそろっていることも大切なのです。
平和が大切なのは、一人ひとりの命やくらしを守るためです。人にはだれでも、安心して生きて、まなんで、考えを言える権利があります。これを「人権」といいます。戦争やたたかいが起きると、この人権がうばわれてしまいます。だから平和は、みんなの人権を守る土台になるのです。