
夜空にかがやく星は、いつも同じように見えます。でも星にも、生まれてから終わりをむかえるまでの「一生」があります。人間よりずっと長い、何億年も何十億年もの時間をかけて、星はゆっくり変化していきます。

星は、自分の中でねんりょうを燃やして光っています。ねんりょうは「水素」という、とても軽いガスです。星の中心はものすごく熱く、水素どうしがくっついてヘリウムに変わるとき、大きなエネルギーが生まれます。このおかげで、星は長い間かがやきつづけます。

ねんりょうの水素を使い切ると、星は大きく変わります。中心はぎゅっと縮み、そのぶん外側は大きくふくらんでいきます。ふくらんだ星は表面の温度が下がって赤く見えるので、「赤色巨星」とよばれます。もとの何十倍、何百倍もの大きさになることもあります。