
「放射線」という言葉をニュースや病院できいたことがあるかもしれません。放射線は目に見えませんが、ものを通りぬけたり、ものを変えたりする力をもっています。じつは自然のなかにもふつうにあって、使い方によっては生活の役に立っています。この記事でしくみをやさしく見ていきましょう。

放射線にはいくつかの種類があり、ものを通りぬける力(とうか力)がそれぞれちがいます。うすい紙でとまるものもあれば、うすい金属の板でとまるもの、あつい壁や鉛でないととめられないものもあります。強く通りぬけるものほど、あつくてかたいものでさえぎる必要があります。

放射線はどこから出てくるのでしょう。すべてのものは「原子」というとても小さなつぶが集まってできています。原子のなかには、そのままでは不安定で、より安定した形になろうとするものがあります。そのときに、あまったエネルギーを放射線としてとび出させるのです。