
地球には名前がついているだけで100万をこえる種類の生き物がいます。これほど多いと、そのままではとても覚えきれません。そこで、体のつくりや育ち方が似ているものを集めて整理する方法が「仲間分け」、つまり分類です。分類のおかげで、はじめて見る生き物でも「これはこういう仲間だな」とすぐに見当がつくようになります。

分類の考え方はとてもシンプルです。共通する特徴を見つけて仲間としてまとめ、ちがう特徴で別のグループに分けていきます。たとえば「背骨があるか」「体温が変わらないか」「卵をうむか、赤ちゃんをうむか」といった特徴が手がかりになります。こうした特徴を一つずつくらべることで、大きなグループから小さなグループへとだんだんこまかく分けていけます。

分類には、大きなグループから小さなグループへと進む「階段」のような順番があります。上から順に「界・門・綱・目・科・属・種」と呼ばれ、下にいくほど仲間の範囲がせまくなり、似たものどうしが集まります。いちばん下の「種」は、これ以上分けない基本の単位で、ふつうに子孫を残せる仲間のまとまりを指します。