
わたしたちの地球には月がひとつありますが、となりの火星には月が2つあります。「フォボス」と「ダイモス」とよばれ、どちらも地球の月よりずっと小さくて、まるでゴツゴツした岩のかたまりのようなすがたをしています。

2つの月のうち、火星に近いほうがフォボス、遠いほうがダイモスです。フォボスは火星のすぐ近くをものすごい速さでまわっていて、1日に何回も昇ったりしずんだりします。どちらもまん丸ではなく、表面はでこぼこでクレーターがたくさんあります。
どうしてこんなに小さくてでこぼこなのでしょうか。じつはフォボスとダイモスは、もともと宇宙をただよっていた「小惑星」だったのではないか、と考えられています。火星の近くを通りかかった岩のかたまりが、火星の引力につかまって、月になったという考え方です。