
考古学とは、むかしの 人が のこした ものを 手がかりに、昔の くらしや 社会を 調べる 学問です。地面の 下に うもれた 道具や たてものの あとを ていねいに 掘り 出し、だれが どんなふうに 暮らしていたのかを さぐります。文字の 記録が ない 時代のことも、ものから 読みとれるのが 特長です。

地中から 見つかる 道具や 器などを「遺物」、たてものや 墓の あとを「遺跡」と 呼びます。土器の 形や 模様、石器の 作り 方を 調べると、その 時代の 技術や 暮らしが わかります。たとえば 古い 墓の まわりに 並べられた はにわは、むかしの 人の 考え 方を 知る 手がかりになります。


地面は 長い 年月の あいだに 土が つみ 重なってできており、これを「地層」と いいます。ふつう 下の 層ほど 古いので、どの 層から 出たかで ものの 古さが わかります。発掘では 上から じゅんに ていねいに 掘り、出てきた ものの 位置を 記録し、写真や 図に のこします。はけなどを 使い、ものを こわさないように 作業します。