
むかしの人たちがどんなくらしをして、なにを考えていたのか。それを知る手がかりになるのが「記録」です。紙や木、石などにかかれた文字や絵が、長い年月をこえて今に伝わっているのです。この記事では、むかしの記録がどうやってのこり、どう守られてきたのかを見ていきます。

むかしは、いまのようなノートやパソコンはありませんでした。そこで人々は、石・木のふだ・紙・布など、いろいろなものに文字をかいて記録をのこしました。石にきざんだものは雨や風に強く、千年こえてのこることもあります。紙はかきやすいぶん、やぶれたり虫に食べられたりしやすいという弱さもあります。

むかしの人が書いた手紙や記録帳、やくしょの書類などを「古文書」とよびます。そこには、米のねだんや、むらのきまり、天気や災害のことまで書かれていて、当時のくらしをくわしく知ることができます。とくに江戸時代の古文書は数が多く、今も 全国の 図書館や博物館にのこされています。