お祭りや 踊り、音楽、昔からの 手仕事のわざなど、形として 残らない 文化を 世界で 守っていこうときめたものが「無形文化遺産」です。建物のように 目に 見える 物ではなく、人の 体や 記憶を 通して 世代から 世代へ 受けつがれてきた 文化を 大切にするための 仕組みです。
無形文化遺産にはいろいろな 種類があります。地域のお 祭りや 踊り、笛やたいこの 芸能、伝統的な 料理、和紙や 織物をつくる 職人のわざなどです。どれも 本だけでは 伝わらず、人が 実際にやって 見せ、教えることでつながってきました。こうした 昔から 続く 暮らしの 文化を「伝統文化」とよびます。
にた 名前に「世界遺産」があります。世界遺産は 古い 城や 自然など、場所や 物として 残る「形のある」遺産です。それに 対して 無形文化遺産は、踊りや 技など「形のない」遺産です。建物は 人がいなくても 残りますが、技や 芸能は 受けつぐ 人がいなくなると 消えてしまいます。だから 人が 伝え 続けることが 何より 大切になります。