まいにちこども新聞

再生医療ってなに?

科学・自然 ・ 小学生にもわかりやすく解説
再生医療は、体のこわれた部分を細胞の力でつくり直す医療です。
再生医療は、体のこわれた部分を細胞の力でつくり直す医療です。

けがや病気でこわれてしまった体の部分を、あたらしくつくり直して治す医療のことを「再生医療さいせいいりょう」といいます。 これまでの薬や手術では治せなかった部分も、体をつくるもとになる「細胞さいぼう」を使って直そう、というあたらしい考え方です。トカゲがしっぽを生やし直すような力を、人の医療でも生かそうとしているのです。

傷が治るのは、体の中で新しい細胞がつくられているからです。
傷が治るのは、体の中で新しい細胞がつくられているからです。

じつは、わたしたちの体には、もともと自分で治る力があります。指をきっても、しばらくするとかさぶたができ、やがて新しい皮ふができますね。 これは、体の中で新しい「細胞さいぼう」がつぎつぎとつくられ、こわれた部分を修理しゅうりしているからです。再生医療は、この体がもともと持っている「治る力」をうまく手助けする医療だといえます。

取り出した細胞を実験室でふやします。
取り出した細胞を実験室でふやします。
育てた細胞を、悪くなった場所にもどして治します。
育てた細胞を、悪くなった場所にもどして治します。

では、どうやって体を治すのでしょう。大きく分けて三つのステップがあります。 (1) まず、もとになる細胞さいぼうを取り出します。(2) つぎに、その細胞を実験室じっけんしつでたくさんふやしたり、目的の部分に育てたりします。(3) 最後に、それを悪くなった場所にもどして、体を治します。 小さな苗なえを育ててから畑に植えるのに、少し似ています。

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