
海の 魚の 中には、まるで 旅をするように、とても 長い 距離を 泳いで 移動する 仲間がいます。生まれた 場所から とおくはなれた 海まで 行き、また 戻ってくる 魚もいます。この 記事では、魚が 海を 旅する わけと、その しくみを みていきましょう。

魚が きせつに あわせて 海を 大きく 移動することを「回遊」と いいます。あたたかい 海と つめたい 海の 間を 行ったり 来たりしたり、生まれた 川や 海へ 戻ってきたりします。回遊する 距離は、数百キロから、なかには 海をこえる ほど 長いものもあります。

魚が 回遊する りゆうは、おもに 三つあります。ひとつめは「えさ」です。プランクトンや 小さな 魚が 多い 海へ 移動して、たくさん 食べます。ふたつめは「産卵」、つまり たまごを うむためです。子どもが 育ちやすい 場所をえらんで 戻ってきます。みっつめは「水温」です。すごしやすい あたたかさの 海をもとめて 移動します。海水に とけている 酸素の 量も、魚のくらしに かかわっています。