
むかしの日本には「武士」とよばれる人たちがいました。刀や弓をもってたたかい、主君とよばれる目上の人につかえて、土地や国をまもるのが仕事でした。「侍」ともよばれます。武士はおよそ700年ものあいだ、日本の政治の中心にいた人たちです。

武士はたたかいのときに「鎧」という防具を身につけ、頭には「兜」をかぶりました。腰には刀をさし、刀は武士の心とよばれるほどたいせつにされました。むかしは弓矢や馬をつかったたたかいも多く、強い武士ほど立派な武具をもっていました。


むかしの日本では、土地や財産を守るために強い力をもつ人がひつようでした。そこで武芸をみがいた人たちが集まり、武士という身分ができました。やがて武士のリーダーが政治をおこなう「幕府」というしくみをつくり、そのトップを「将軍」とよびました。武士が国をおさめる時代が長くつづいたのです。