あたたかくて浅い海には、「サンゴ礁」とよばれる場所があります。サンゴという小さな生き物が、長い年月をかけてつくった石のような地形です。色あざやかで、たくさんの魚や貝がくらす「海の森」ともよばれています。
サンゴは石や植物のように見えますが、じつは「動物」です。クラゲやイソギンチャクのなかまで、小さなつぶのような体がたくさん集まってできています。それぞれが口のまわりに小さな手をもち、えさをつかまえます。
サンゴは体の下に、石と同じ成分のかたい骨格をつくります。これがサンゴの体をささえています。 古いサンゴが死ぬと骨格が残り、その上に新しいサンゴが育ちます。これを何百年、何千年とくり返すことで、大きなサンゴ礁ができあがります。