
将棋は、二人で向かい合ってたたかう、日本の伝統的なボードゲームです。九かける九のマスがある将棋盤の上で、それぞれ二十枚ずつの駒を動かしてたたかいます。あいての「王将」という、いちばん大切な駒をつかまえる(「つめる」といいます)ことができたほうが勝ちです。昔から日本で親しまれてきた、頭をつかう遊びです。

将棋盤は、たてと横にマスがならんでいます。ゲームのはじめには、自分のほうに決まった形で駒をならべます。駒には王将や飛車、角行、歩兵など、いろいろな種類があり、それぞれ動ける方向やマスの数がちがいます。どの駒をどこへ動かすかをよく考えることが、将棋のおもしろさです。


駒は種類によって、前やななめに一マスだけ動くもの、縦や横にまっすぐ遠くまで進めるものなどがあります。相手の駒をとると、その駒を自分のものとして、もう一度ばんに置いて使えます。これを「持ち駒」といいます。とった駒を再び使えるのは、チェスにはない将棋だけの大きな特徴です。また、敵じんに入った駒は「成る」といって、強い動きに変身できるものもあります。