
わたしたちの体は、いつもあたたかいですね。この体のあたたかさを「体温」といいます。人の体温は、だいたい36〜37どくらいに保たれています。外が暑くても寒くても、この温度はあまり変わりません。どうして体温があって、なぜいつも同じくらいなのでしょうか。

体の中では、食べたものをエネルギーに変えるはたらきが、たえず起きています。このとき、いっしょに熱もうまれます。車のエンジンが動くとあつくなるのとにています。だから、じっとしていても体はあたたかいのです。そして、体の中で食べ物を分解したりする細かなはたらきは、体温くらいの温度のときに、いちばんよくすすみます。だから体温は体が元気にはたらくための大切な温度なのです。


体は、体温をいつも同じくらいにするしくみを持っています。暑くて体が熱くなりすぎそうなときは、あせをかきます。あせが皮膚でかわくとき、体から熱をうばっていくので、体がひえます。ぎゃくに寒くて体温が下がりそうなときは、体がふるえます。筋肉を細かく動かすことで熱をつくり、体をあたためるのです。こうしたちょうせつは、脳が体温を見はって、自動でおこなっています。