
望遠鏡で夜空を見ると、まるい光の輪のようなものが見つかることがあります。これを惑星状星雲といいます。太陽のような星が年をとって、まわりのガスを外へ放出したときにできる、色あざやかな天体です。名前に「惑星」とついていますが、じつは惑星とは関係がありません。

惑星状星雲は、中心に小さな星があり、そのまわりをガスが輪や球のようにとりまいています。ガスには赤や青、緑などいろいろな色があって、まるで宇宙に咲いた花のように見えます。この色のちがいは、ガスの種類がちがうために生まれます。


惑星状星雲ができるまでを見てみましょう。まず、太陽のような星は年をとると大きくふくらみます。次に、外側のガスを少しずつ宇宙へはきだしていきます。最後に、中心に残った星はとても高温で強い光を出し、まわりのガスを照らして光らせます。こうして色あざやかな惑星状星雲ができあがるのです。星の一生の最後の姿のひとつといえます。