
「絶滅」とは、ある種類の生き物が、地球から完全にいなくなってしまうことです。一匹や一羽が死ぬこととはちがい、その仲間がすべていなくなり、二度と子どもが生まれなくなった状態を指します。地球の長い歴史の中で、たくさんの生き物が生まれては絶滅してきました。

昔、地球をたくさんの恐竜が歩いていましたが、いまは一頭もいません。恐竜は、およそ6600万年前に絶滅したと考えられています。ほかにも、ドードーという飛べない鳥など、人間が生きている時代になってから絶滅した生き物もいます。いちど絶滅した種は、どんなに願ってももどってきません。

生き物が絶滅する理由はいくつかあります。ひとつは、すみかや食べ物を失うこと。森林が切られたり、海がよごれたりすると、生きていけなくなります。もうひとつは、気候が急に変わること。あたたかさや寒さに体が合わなくなるのです。さらに、人間が魚や動物をとりすぎることも、数を減らす大きな原因になります。