ことし夏の大雨、3件は温暖化が関係 研究チームが分析
2026-10-30 ・ 出典: サイエンスポータル ・ 小学生にもわかるニュース
写真: サイエンスポータルことしの8月なかばから9月はじめにかけて、全国で6件の大雨がありました。どれも「警戒レベル5相当」という、いちばん強い注意の情報が出たものです。研究チーム「WAC」が分析したところ、千葉けん・福井けん・鹿児島けんの屋久島まわりの3件は、地球温暖化によって起こりやすくなっていた、とわかりました。
温暖化が関係したとされる3件の大雨のだいたいの場所。温暖化が関係していたとされる3件は、千葉けん、福井けん、屋久島まわりの大雨です。短時間に集中して雨がふると、川があふれたり、土砂がくずれたりして、大きな被害につながります。
空気はあたたかいほど、水を水蒸気としてたくさんふくむことができます。地球温暖化で気温が上がると、空気にたくわえられる水の量がふえ、それが一気に雨となって落ちると、大雨になりやすいのです。
🔍 地球温暖化ってなに?タップでくわしい解説へ
あたたかい海→水蒸気→発達した雲→大雨、という流れを表した図。大雨のもとになるのは、あたたかい海からのぼる水蒸気です。海の水の温度が高いほど水蒸気がたくさん出て、発達した雲が強い雨をふらせます。温暖化で海の水温が上がっていることも、大雨がふえる理由の一つと考えられています。
🔍 海の水の温度ってどう変わるの?タップでくわしい解説へ💬 ハカセに聞こう
👧
ワタシ
どうして
温暖化だと、
大雨がふえるの?
🧓
ハカセ
あたたかい
空気や
海は、
水蒸気をたくさんためこめるからじゃ。その
水が
一気に
雨になると、はげしい
雨になるんじゃよ。
👧
ワタシ
だから6
件のうち3
件は、
温暖化が
関係していたんだね。
🧓
ハカセ
そうじゃ。
研究チームが
分析して、はっきりさせたんじゃ。
大雨のときは、「警戒レベル」という5段階の情報が出ます。いちばん高いレベル5は、すでに災害が起きているかもしれない、という意味です。レベル5を待たず、早めに安全な場所へうつることが大切です。
🔍 警戒レベルってなに?タップでくわしい解説へ📖 ことばのミニかいせつ
- 温暖化
- 地球の気温が長い時間をかけて上がっていくこと。
- 水蒸気
- 水が目に見えない気体になったもの。雨や雲のもとになる。
- 警戒レベル5相当
- いちばん高い危険の知らせ。すでに災害が起きているかもしれない状態。
⭐ きょうのポイント
ことし夏の6件の大雨のうち3件は、地球温暖化で起こりやすくなっていたと分析されました。あたたかい空気と海が大雨をふやします。