千葉の豪雨は「スコールライン型」、積乱雲が停滞か
2026-09-11 ・ 出典: NHKニュース ・ 小学生にもわかるニュース
写真: NHKニュース先月、千葉県で記録的な大雨が降りました。気象庁の気象研究所が調べたところ、「スコールライン型」と呼ばれる現象で雨雲が急に発達し、背の高い積乱雲のまとまりが長い時間、同じ場所にとどまっていたことが原因だったとみられると発表しました。
あたたかい空気が上昇してできる、背の高い積乱雲のしくみ。大雨を降らせる雲は「積乱雲」と呼ばれます。あたたかい空気が上へのぼって、もくもくと高く成長する雲で、高さは10キロメートルをこえることもあります。この雲が強い雨や雷、突風を起こします。
🔍 積乱雲ってなに?タップでくわしい解説へ
積乱雲が列のようにならび、同じ場所にとどまるスコールライン型。積乱雲がいくつも列のようにならんだものを「スコールライン型」といいます。ふつうは風に流れて移動しますが、今回は雲のまとまりが同じ場所にとどまり続けたため、雨が長い時間降りつづけました。似たしくみで、雨雲が線のように連なる「線状降水帯」という現象もよく知られています。
🔍 線状降水帯ってなに?タップでくわしい解説へ💬 ハカセに聞こう
👦
ボク
どうして
同じ
場所にとどまると
危ないの?
🧓
ハカセ
雨雲が
動かないと、その
土地だけに
雨が
集中してしまうんじゃ。
短い
時間に
大量の
雨が
降ると、
川があふれやすくなるんじゃよ。
👧
ワタシ
だから
早めのそなえが
大切なんだね。
大雨のときは川に近づかず、早めに安全な場所へ移動しよう。大雨のときは、川や低い土地に近づかないことが大切です。市や町から出される「警戒レベル」などの情報をこまめに確認し、危ないと感じたら早めに安全な場所へ移動しましょう。家族と避難する場所を前もって決めておくと安心です。
🔍 大雨からどうやって身を守るの?タップでくわしい解説へ📖 ことばのミニかいせつ
- スコールライン型
- 積乱雲がいくつも列のようにならんだ雨雲のまとまり。
- 線状降水帯
- 雨雲が線のように連なって同じ場所に強い雨を降らせる現象。
- 警戒レベル
- 危険の高さを段階でしめし、いつ避難すればよいかを知らせるもの。
⭐ きょうのポイント
今回の千葉の豪雨は、積乱雲のまとまりが同じ場所にとどまる「スコールライン型」が原因とみられます。大雨のときは早めのそなえと避難が大切です。