
新型コロナウイルスのワクチンをめぐって、「ワクチンに小さな機械(マイクロチップ)が埋めこまれている」「本当のことが国や会社に隠されている」といった、根拠のないうわさが広がりました。こうした話を信じている人に、正しい情報をきちんと伝えても、なかなか考えが変わらないことが、立正大学の研究でわかりました。

「だれかがこっそり悪だくみをしている」という、証拠のないうわさを『陰謀論』と呼びます。はっきりした根拠がないのに、なんとなく本当らしく感じられて、人から人へと広がっていくのが特ちょうです。ワクチンのマイクロチップの話も、その一つです。
🔍 陰謀論ってなに?タップでくわしい解説へ研究でわかったのは、陰謀論を信じている人ほど、新聞やテレビなどの「マスメディア」への不信感が強い、ということです。マスメディアとは、たくさんの人に一度に情報を伝える仕組みのことです。もともと信じていない相手が正しい情報を流しても、「それも作り話だ」と受け取られてしまい、なかなか届かないのです。

ところで、ワクチンはそもそも何のための薬なのでしょう。ワクチンは、病気のもとになるものの一部を体に少しだけ入れて、体を守る仕組みをあらかじめ準備させておく薬です。だから、本物の病気にかかっても重くなりにくくなります。
🔍 ワクチンってどうして病気を防げるの?タップでくわしい解説へ
うそやうわさにだまされないためには、自分で確かめる習慣が役に立ちます。一つの情報だけで決めず、いくつかを見比べる。だれが、どこから発信した情報なのかを確かめる。こうした確かめ方は、うその情報を見やぶる力につながります。
🔍 うその情報を見やぶるには?タップでくわしい解説へ