「はやぶさ2」4つのエンジンすべて故障 それでも飛行を続けるへ
2026-10-03 ・ 出典: NHKニュース ・ 小学生にもわかるニュース
写真: NHKニュース日本の宇宙探査機「はやぶさ2」で、4つある電気エンジンのうち、さいごまで正常に動いていた1つも故障してしまいました。それでもJAXA(宇宙航空研究開発機構)は、装置をつなぎ直して、ふたたび飛べるようにする計画だと発表しました。
小惑星の砂を地球に届けたはやぶさ2のはたらきを表した図です。はやぶさ2は、遠くの小さな星まで行って砂やかけらを持ち帰る探査機です。2020年には、小惑星「リュウグウ」の砂を地球に届けました。その後も機体は元気で、つぎの目的地をめざして旅を続けています。
🔍 はやぶさ2ってどんな探査機?タップでくわしい解説へ
イオンエンジンが電気の力でガスを出して進むしくみの図です。はやぶさ2は「イオンエンジン」という、電気の力で少しずつ進むエンジンで飛びます。力は弱いけれど、長い時間かけて宇宙を進むのにむいています。エンジンは予備もふくめて4つあり、1つがだめでも大丈夫なしくみでした。それでもすべて故障したため、JAXAは別々の部品をつなぎ合わせて、もう一度動かそうとしています。
💬 ハカセに聞こう
👦
ボク
エンジンが
4つとも
故障したら、もう
動けないんじゃないの?
🧓
ハカセ
ふつうならそう
思うじゃろう。でもJAXAは、
別々の
装置の
生きている
部分をつなぎ
合わせて、もう
一度動かそうとしておるんじゃ。
👧
ワタシ
だめな
部品どうしでも、
組み
合わせれば
使えることがあるんだね。
はやぶさ2がめざす次の目的地は、はるか遠くにある小さな天体で、「小惑星」とよばれます。小惑星には、太陽系ができたころの昔のすがたが残っていると考えられています。エンジンを再生して、ぶじにたどりつけるかが、これからの見どころです。
🔍 小惑星ってどんな星?タップでくわしい解説へ📖 ことばのミニかいせつ
- イオンエンジン
- 電気の力で少しずつ進む、宇宙の長い旅にむいたエンジンです。
- 探査機
- 宇宙の星を調べるために飛ばす、人の乗らない機械です。
- 小惑星
- 太陽のまわりを回る、小さな天体です。
⭐ きょうのポイント
はやぶさ2は4つのエンジンすべてが故障したが、装置をつなぎ直して飛行を続けようとしている。