ノーベル化学賞に硤合憲三さんら2氏
2026-10-08 ・ 出典: サイエンスポータル ・ 小学生にもわかるニュース
写真: サイエンスポータルスウェーデンの科学アカデミーは、2026年のノーベル化学賞を、東京理科大学の硤合憲三さん(76)と、フランスのカガンさん(95)の2人におくると発表しました。鏡にうつしたような関係のぶんしについての、大切な発見がみとめられました。
右手と左手のように、ぶんしにも鏡うつしのペアがあります。右手と左手は、かたちはそっくりなのに、かさねてもぴったり重なりません。ぶんしのなかにも、この手のように「右むき」と「左むき」のそっくりなペアがあります。これを「鏡像異性体」とよびます。くすりなどでは、どちらむきかで働きがかわることもあります。
🔍 鏡のような分子ってなに?タップでくわしい解説へ💬 ハカセに聞こう
👧
ワタシ
かたちがそっくりなのに、どうして
区別が
大事なの?
🧓
ハカセ
くすりなどでは、
右むきか
左むきかで
効きめがかわることがあるんじゃ。だから
作りわけがとても
大切なんじゃよ。
生まれたぶんしが触媒になって、おなじむきのなかまをふやすしくみ。硤合さんの発見は、できあがったぶんしが、こんどはじぶんとおなじむきのぶんしをふやす手助けをする、というものでした。はんのうを速めたり助けたりするものを「触媒」といいます。じぶんが触媒になってなかまをふやすので「自己触媒」とよばれます。
🔍 触媒ってなに?タップでくわしい解説へノーベル賞は、世界の人々のためになる大きな発見をした人におくられる、せかいでいちばん有名な賞のひとつです。化学賞はそのなかのひとつで、ことしは日本の研究者がえらばれました。
🔍 ノーベル賞ってどんな賞?タップでくわしい解説へ📖 ことばのミニかいせつ
- 鏡像異性体
- 右手と左手のように、鏡にうつした関係にある、そっくりなぶんしのペアのことです。
- 触媒
- 化学はんのうを速めたり助けたりするものです。じぶんでなかまをふやすものは自己触媒といいます。
⭐ きょうのポイント
2026年のノーベル化学賞に硤合憲三さんらがえらばれました。鏡像異性体と触媒についての発見がみとめられました。