なぞの「小さく赤い点」ブラックホールだった?
2026-09-19 ・ 出典: 国立天文台 ・ 小学生にもわかるニュース
写真: 国立天文台うんと遠くの宇宙に、「小さく赤い点」とよばれる正体ふめいの天体があります。国立天文台は、天文専用のスーパーコンピュータ「アテルイⅢ」を使って、その正体にせまりました。
遠くにあるため小さく、光が赤っぽく見える天体。この天体は、宇宙がうまれてまだ間もないころに光っていたものです。あまりに遠くにあるため、小さく、そして赤っぽく見えます。これまで、なぜこんな見え方をするのか、なぞとされてきました。
こいガスに包まれ、まわりのものを引きこんで急に育つブラックホール。その正体は、こいガスにつつまれて急に大きくなっていく「ブラックホール」だと考えられています。ブラックホールは、まわりのものを強い力で引きよせる、なぞの多い天体です。
🔍 ブラックホールってなに?タップでくわしい解説へ💬 ハカセに聞こう
👧
ワタシ
「
小さく
赤い
点」の
正体は
何なの?
🧓
ハカセ
こいガスに
包まれて、
急に
大きくなるブラックホールだと
考えられておるんじゃ。
👧
ワタシ
宇宙のはじまりのころの
姿なんだね。
スーパーコンピュータの中に宇宙を再現して、ブラックホールの育ち方をしらべる。この研究では、天文専用のスーパーコンピュータ「アテルイⅢ」が活躍しました。宇宙のようすをコンピュータの中で再現し、ブラックホールがどう育つかをたしかめる「シミュレーション」を行ったのです。
🔍 スーパーコンピュータで宇宙を調べるってどういうこと?タップでくわしい解説へ急に育つブラックホールと「小さく赤い点」の起源を、ひと続きの物語として説明できたのは、これが初めてです。生まれたばかりの宇宙のようすが、こうして少しずつ明らかになっています。
🔍 宇宙のはじまりってどんなだったの?タップでくわしい解説へ📖 ことばのミニかいせつ
- ブラックホール
- 強い力でまわりのものを引きよせる天体。光さえにげ出せないと言われる。
- シミュレーション
- 本物のかわりに、コンピュータの中でようすを再現してたしかめること。
- アテルイⅢ
- 国立天文台にある、天文専用のスーパーコンピュータ。
⭐ きょうのポイント
国立天文台が、スーパーコンピュータで宇宙を再現し、「小さく赤い点」の正体をブラックホールとして説明することに成功しました。