トルコ沖で世界最古かもしれない沈没船のあと
2026-10-18 ・ 出典: NHKニュース ・ 小学生にもわかるニュース
写真: NHKニュース地中海に 面したトルコの 沖合で、4000年以上前の 商船が 積んでいたとみられるつぼが 見つかりました。発見した考古学者は、世界で一番古い沈没船のあとかもしれないと話しています。海の底に残された昔のてがかりです。
昔の船が運んでいた、ほそ長いつぼ。見つかったのは、ほそ長い形のつぼです。昔の船は、このつぼに油やぶどう酒などを入れて、遠くの町まで運んでいたと考えられています。つぼが海の底にまとまって並んでいたことから、船が沈んだ場所だとみられています。
潜水して海底のつぼを調べる考古学者。昔のものを見つけて調べる研究者を考古学者といいます。海の底のものは、潜水してこわさないように少しずつ調べます。つぼの形やまわりの様子から、何年ぐらい前のものかを推しはかります。こうした地道な調査で、昔の人の暮らしが明らかになっていきます。
🔍 考古学ってどんな学問?タップでくわしい解説へ💬 ハカセに聞こう
👦
ボク
どうして、ここが
船の
沈んだ
場所だとわかるの?
🧓
ハカセ
船が
運んでいたつぼが
海底にまとまって
並んでいるからじゃ。これは
荷物ごと
沈んだ
証拠になるんじゃよ。
👧
ワタシ
考古学者はつぼの
年代をどうやって
調べるの?
🧓
ハカセ
つぼの
形や
作り
方を、ほかの
時代のものと
比べて
推しはかるんじゃ。
つぼを積んで海をわたる、4000年前の商船のイメージ。昔の人も、遠くの地域と品物をやりとりしていました。これを交易といいます。船につぼを積んで海をわたり、油や食べ物を運んでいたのです。4000年前にもう海をこえた行き来があったことがわかる、大切な発見です。
🔍 昔の人はどうやって遠くと品物を運んだの?タップでくわしい解説へ海の底や土の中は、空気がとどきにくく、ものがこわれにくい場所です。そのため、つぼのようなかたいものは何千年も残ることがあります。今回の発見は、まだ調査の途中です。これから詳しく調べることで、もっと多くのことがわかると期待されています。
🔍 海の底にものが長く残るのはなぜ?タップでくわしい解説へ📖 ことばのミニかいせつ
- 考古学者
- 昔の人が残したものを調べて、過去を明らかにする研究者。
- 交易
- 遠くの地域と品物をやりとりすること。
- 沈没船
- 海の底に沈んでしまった船のこと。
⭐ きょうのポイント
トルコ沖で4000年以上前のつぼが見つかり、世界最古の沈没船のあとかもしれないと考えられています。考古学の調査で昔の交易がわかります。