まいにちこども新聞

フィンランド 「核のごみ」最終処分場の操業を許可

2026-10-23 ・ 出典: NHKニュース ・ 小学生にもわかるニュース
写真: NHKニュース

北ヨーロッパのフィンランドで、原子力発電所げんしりょくはつでんしょから出た、とてもあぶない「核のごみ」をうめて保管ほかんする最終処分場さいしゅうしょぶんじょうについて、せいふが操業そうぎょうを許可きょかしたと発表はっぴょうしました。これは22日のことです。運営うんえいする会社かいしゃは、年末ねんまつまでにごみをうめはじめる予定よていです。

原子力発電所から出る核のごみは、強い放射線を長いあいだ出しつづけます。
原子力発電所から出る核のごみは、強い放射線を長いあいだ出しつづけます。

「核のごみ」は、原子力発電で電気をつくったあとに出る、使いおわった燃料ねんりょうなどです。強つよい放射線ほうしゃせんを、とても長いあいだ出しつづけるので、人の生活せいかつからはなれた、地下のふかいところにうめて、ずっと管理かんりする必要ひつようがあります。これを「核のごみ」とよびます。

🔍 核のごみってなに?タップでくわしい解説へ
核のごみは、まずじょうぶな金属の容器に密閉されます。
核のごみは、まずじょうぶな金属の容器に密閉されます。
地下深くの岩盤にほったトンネルへ運び、まわりを粘土や岩でうめもどします。
地下深くの岩盤にほったトンネルへ運び、まわりを粘土や岩でうめもどします。

処分のしかたは、まずごみをじょうぶな金属きんぞくの容器ようきに密閉みっぺいします。つぎに、地下およそ400メートルより深ふかい、かたい岩盤がんばんの中にほったトンネルへ、容器をはこびます。さいごにまわりを粘土ねんどや岩でうめもどし、放射線が外にもれないように、何重にもふさぎます。

💬 ハカセに聞こう
👧
ワタシ
どうして地下深くにうめるの?
🧓
ハカセ
核のごみは強い放射線を、とても長いあいだ出しつづけるからじゃ。人の生活からはなれた、かたい岩盤の中なら、放射線を外にもらさず、長く管理できるんじゃよ。
👦
ボク
だから何重にもふさぐんだね。
🧓
ハカセ
そのとおり。容器・粘土・岩と、かべを何重にもして、もれないようにしているんじゃ。

核のごみから出る、あぶない力ちからの正体しょうたいは「放射線」です。放射線は目に見えず、音おともしませんが、たくさんあびると体によくありません。だからこそ、放射線を外にもらさないように、何重にもとじこめる工夫くふうがされています。

🔍 放射線ってなに?タップでくわしい解説へ

ふだん、わたしたちが出すごみは、集めたあとにもやしたり、うめたりして処理しょりされます。でも核のごみは放射線が強いので、ふつうのごみとは別べつの、とくべつなしまいかたが必要です。わたしたちの出すごみは、集めたあとどこへ行くのでしょうか。

🔍 ごみは集めたあとどこへ行くの?タップでくわしい解説へ
📖 ことばのミニかいせつ
最終処分場さいしゅうしょぶんじょう
核のごみを、ずっとうめて管理しておくための、とくべつな場所ばしょ。
操業そうぎょう
施設しせつをうごかして、仕事しごとをはじめること。
岩盤がんばん
地下にある、かたい岩いわのかたまり。長いあいだほとんど動うごかない。
⭐ きょうのポイント
フィンランドのせいふが、核のごみをうめる最終処分場の操業を許可しました。ごみは地下深くに、何重にもとじこめてしまわれます。
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この記事は3つのむずかしさ(やさしい・ふつう・くわしい)でよめます。毎朝あたらしい新聞がとどくよ。

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